福岡県の代表団は27日、ハノイ市との友好関係樹立5周年記念式典に参加するため、同市を訪問し、今後の更なる友好関係強化に関する覚書を締結した。27日付ニャンザン紙(電子版)が報じた。
今回締結した覚書は、福岡県とハノイ市との協力関係の更なる強化並びに福岡県環境部とハノイ市天然資源環境局との準好気性埋立方式(福岡方式)処分場整備に関するもの。
なお、準好気性埋立方式とは、1970年代前半に花嶋正孝福岡大学名誉教授(現)が福岡市の協力を得て開発し、その後福岡市と福岡大学で実用化した廃棄物埋め立て技術。現在では日本の埋立処分場の標準方式となっている。