林芳正農林水産大臣は25日、ホーチミン市タンフー区にある「イオンモール タンフーセラドン」や同市1区のホテルで行われた和牛の販売促進イベントに参加した。
これは、ベトナム政府が日本産の牛肉・豚肉・牛および豚の内臓のベトナムへの輸入を解禁したことを受け、中央畜産会などが企画したもの。日本は官民を挙げてベトナムへの和牛輸出を拡大していきたい考えだ。
ベトナムは、口蹄疫などの家畜疾病に対するリスクから日本の牛肉輸入を停止していたが、昨年5月に国際獣疫事務局(OIE)が日本を「無視できる牛海綿状脳症(BSE)リスクの国」に認定したことを受け、3月末に日本からの牛肉輸入を再開した。