- 賃貸工場、グローバル企業に需要高まる
- フンイエン省の「コア5・フンイエン」
- クアンニン省の「コア5・クアンニン」
ヒューリック株式会社(東京都中央区)は、海外事業として、米国とアジアを中心に経済成長と人口増が見込まれるエリアでの実需のあるアセットへの投資に取り組んでいる。
(C) ヒューリック、コア5・フンイエン |
(C) ヒューリック、コア5・クアンニン |
こうした中、同社は、鹿島建設株式会社(東京都港区)と地場デベロッパーのインドチャイナ・キャピタル(Indochina Capital)との開発合弁会社であるインドチャイナ・カジマ・デベロップメント(Indochina Kajima Development)が開発したベトナム北部の賃貸工場である「コア5・フンイエン(Core5 Hung Yen)」と「コア5・クアンニン(Core5 Quang Ninh)」の2物件に投資参画した。
賃貸工場は、賃借人となる製造業者が工場建設のための初期投資を抑えながら早期に事業に着手でき、事業着手後もニーズに応じて柔軟にスペースを拡張できることから、ベトナム進出を目指すグローバル企業にとって近年需要が高まっている。
「コア5・フンイエン」は、北部紅河デルタ地方フンイエン省のミンドゥック工業団地内に所在する。敷地面積は9万2527m2、延床面積は6万3970m2で、2024年3月に竣工した。
一方、「コア5・クアンニン」は、東北部地方クアンニン省のディープシー・クアンニン(DEEP C Quang Ninh)工業団地内に所在する。敷地面積は7万5839m2、延床面積は6万9890m2で、2024年2月に竣工した。