越米国交正常化15周年記念日にあたり、グエン・タン・ズン首相は14日、ハノイ市でビル・クリントン元米大統領と会談し、今後越米の協力関係をさらに強化していく方針で合意した。15日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
クリントン氏は会談で、ベトナムの過去数年間の著しい経済成長を高く評価し、大統領任期中に越米の国交を正常化できたことについて、大統領時代の光栄の至りだと述べた。またクリントン氏は、クリントン基金を通じて、今後も引き続きベトナムのHIV/エイズ感染予防や気候変動、水資源管理への取り組みを支援する方針を表明した。一方、ズン首相は米国に対し枯葉剤被害者の支援を引き続き行うよう要請した。