20日朝、中部ダナン市バクダン通りのハン市場前に旧正月(テト)用のディスプレーとして置かれていた「花かごを抱えた少女」の彫像の左手首が何者かによって切り落とされていたことが明らかになった。この彫像は、同市グーハインソン区の大理石彫刻業者が作成したもの。
地元警察が捜査した結果、同市ハイチャウ区在住のフイン・ゴック・ラー・クアン(47歳・男)が彫像を損壊したことが判明した。警察の事情聴取に対しクアンは少女像を自宅から持ち出したおので損壊したことを認め、「花かごを抱えた少女の彫像には両手があってはならない。なぜなら女性美を表す彫刻は、ミロのビーナスのように両腕をなくすべきだから」と弁解している。警察は立件に向け引き続き捜査を行っている。