ホーチミン市警察は2月26日、故意に相手のバイクに接触して被害者と口論を引き起こし、そのすきに仲間が被害者の金品を盗むという手口で犯行を重ねていた窃盗グループを逮捕した。このグループは女1人男6人の7人から成り、昨年末からこれまでに少なくとも18件の事件を起こしていたことが分かっている。被害総額は1億4000万ドン(約65万円)以上に上る。
犯人グループは、毎日午後5~6時ごろ市内をバイクで流してターゲットを物色。バッグを載せて1人でバイクに乗っているターゲットを発見すると、グループのメンバーがバイクを相手のバイクに故意に接触させて事故を起こし被害者との口論を誘い、別のメンバーらがそのすきに被害者のバイクに置かれた所持品を盗み出していた。