5日午前9時ごろ、ホーチミン市トゥードク区リンドン地区カーバンカン通り706番地の空き家で、首吊り状態の死体が発見された。同地区の清掃作業員がこの空き家に溜まっていたごみを片付けようと中に入った際に発見した。通報を受け現場検証を行ったトゥードク区警察によると、死体の性別は女性だが死後長時間が経過しているため年齢や外見の特徴は判別できない状態だという。
近所の住民によると、この家にはレ・ティ・タインさんという女性が住んでいたが1年ほど前に交通事故で亡くなり、その後はタインさんの弟バイさんが住んでいたという。バイさんは精神の病を患っており外からごみを家に持ち込んで溜めていたため、悪臭や環境汚染に悩んだ隣人らがバイさんの精神病院への入院を地元の役所に訴えていた。
また、バイさんが以前から「家の中に死体がある」と話しているのを複数の人が耳にしていたが、誰も真に受けていなかったことも分かっている。