19日早朝、東南部ビンズオン省タンウエン郡ウエンフン町在住のドー・バン・コン同省共産党委員会書記の自宅に止めてあった自動車に仕掛けられた手製爆弾が爆発する事件が起きた。爆弾が仕掛けられたタイヤは大破したが、人への被害はなかった。
コン書記宅には2台の車があり、コン書記は2台目のピックアップトラックで職場に向かおうとし念のため車を検査したところ、ボンネットの中に爆弾と思われる異物を発見した。
通報を受けた警察が調べたところ、これは200グラムの火薬が詰められた手製爆弾で、携帯電話で起爆できる仕掛けだった。電話には4回の受信記録があったが誤作動で起爆しなかったものとみられる。警察はコン書記に恨みを持つ人間の犯行とみて捜査している。