9日に元旦を迎えるベトナムでは、お年玉用小額紙幣の新札需要が増加しており、ハノイ市Bo Ho郵便局付近の闇交換市場では、交換比率が最高で古札2に対し新札1となっている。
この交換レートは平年に比べ高く、先頃ベトナム国家銀行が、今年はテト正月用小額紙幣の新札発行を行なわないと発表したことが影響している。
同交換市場では、200ドン(約1.3円)札の新札100枚(2万ドン相当)が4万ドンで、500ドン(約3.3円)札の新札100枚(5万ドン相当)が9万5000ドンで取引されているほか、1万ドン札、2万ドン新札の交換レートは小額紙幣に比べ比較的“安価”で1万ドン(約66円)札の新札100枚(100万ドン相当)が130万ドンで取引されている。