昨年からロンアン省にあるグエン・バン・ソンさん自宅の庭は、「不治の病を治す庭」だという噂が広がり、長年病を患っている病人が押し寄せている問題で、4月末からこれまでに訪れた病人の5人が死亡している。
この噂は、ソンさんの娘婿が以前8つの病に冒されていたが完治したという話から始まり、これを聞きつけた病人とその家族がメコンデルタ地域一帯から次々に訪れている。治療法は単に庭で数日くつろぎながら、軽い運動をするというもので至って普通だが、現在は庭一杯に病人とその家族がおしかけており、ここ数日の猛暑と人ごみで衛生面に影響が出ており、逆に病気が悪化して死亡する患者が出ている。