パシフィック航空は9日、酒に酔った乗客が同航空機内で客室乗務員に迷惑行為を行った件について報告書をまとめた。それによると、乗客のグエン・アン・ミン(33歳)は7日、同航空ホーチミン市発ハノイ行きBL798便に酒にかなり酔った状態で搭乗し、離陸後さらにビールの販売を要求した。ビールの提供を断られると、ミンは客室乗務員のAさんと同航空会社をののしり、Aさんの手をつかんでひっぱるなどして騒動になった。
Aさんから報告を受けた機長は、ノイバイ空港に事態を連絡。空港に到着すると、ミンは空港事務室に連行されて警察の取り調べを受け、その後自宅に帰された。同航空は、この乗客について今後、搭乗を拒否するかどうかについて検討している。