ハノイ市産業廃棄物処理会社に運び込まれる医療廃棄物の量が、9月初旬からそれまでの量に比べて30~50%増加していることが分かった。
同社燃焼炉の担当者によると、以前は1日あたりの廃棄物焼却量は2.2トンだったが、現在は3トンに増加しているという。また、同社では9月初旬に25カ所の個人診療所が医療廃棄物処理の契約を新たに結んでいる。こうした医療廃棄物の回収量増加は、8月末にベトドク病院の医療廃棄物の売却問題(※関連ニュース参照)が明らかになってからだという。
グエン・クオック・チエウ保健相は13日、医療廃棄物回収量の急増は以前には回収されていなかったことを意味するのかとの問いに、調査結果を見てからでなければ結論的なことは言えないと話している。