ハノイ:9月初旬から医療廃棄物の回収量が急増

2007/09/18 08:32 JST配信

 ハノイ市産業廃棄物処理会社に運び込まれる医療廃棄物の量が、9月初旬からそれまでの量に比べて30~50%増加していることが分かった。

 同社燃焼炉の担当者によると、以前は1日あたりの廃棄物焼却量は2.2トンだったが、現在は3トンに増加しているという。また、同社では9月初旬に25カ所の個人診療所が医療廃棄物処理の契約を新たに結んでいる。こうした医療廃棄物の回収量増加は、8月末にベトドク病院の医療廃棄物の売却問題(※関連ニュース参照)が明らかになってからだという。

 グエン・クオック・チエウ保健相は13日、医療廃棄物回収量の急増は以前には回収されていなかったことを意味するのかとの問いに、調査結果を見てからでなければ結論的なことは言えないと話している。

[2007年9月14日 Lao Dong紙、Tuoi Tre紙]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 東南部タイニン省で深刻な医療廃棄物の不法投棄が発見された。63tにも上る量の医療廃棄物は、同省タイ...
 ハノイ市内のベトドク(越独)病院で医療廃棄物が未処理のまま廃棄物処理業者に売却されていた問題を受...
 公安省環境警察局は8月28日、ハノイ市内にあるベトドク(越独)病院の医療廃棄物が未処理のまま廃棄物...

新着ニュース一覧

 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、マネーロンダリング防止法の一部条項を具体化する通達第27号/2025/TT-N...
 ホーチミン市教育訓練局はこのほど開いたセミナーで、市内の普通教育機関での休み時間中に携帯電話や電...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、長距離国際線の拡大を視野に、1
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 公共の場に自動体外式除細動器(AED)を設置するベトナム初の取り組みが始まった。心停止後の初動対応力...
 インターネット接続の性能を評価するウェブサイト「スピードテスト(Speedtest)」を運営する米国のオー...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボー
 ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」は、世界的保険グループであるチャブグループ(Chubb Group)傘...
 ホーチミン市当局は10月、ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに全長約5...
 KDDI株式会社(東京都港区)は11日、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Gr...
 株式会社多摩川ホールディングス(東京都港区)の孫会社である多摩川電子ベトナム(TAMAGAWA ELECTRONICS ...
 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
トップページに戻る