ホーチミン市交通警察は7日、今月15日からすべての道路でバイク乗車時にヘルメット着用を義務付けられるが、違反者には注意や警告といった処分ではなく、直ちに罰金刑を適用すると明らかにした。また、バイク用ではなく建設現場などで使われている保護ヘルメットを着用していた場合や、後部座席の人がヘルメットをかぶっていなかった場合にも処罰すると強調した。
交通警察は15日の一斉取り締まりに向けて、監視カメラの整備も進めている。ノーヘル運転の罰金額は15万ドン(約1050円)だが、停車命令を無視して逃走した場合には20万ドン(約1400円)となる。なお、公務員に関しては罰金刑だけではなく職場への報告処分が取られる。