ホーチミン市警察は21日、ホアセングループから金を脅し取ろうとしたフイン・チ・ヒエウ(24歳・男)を恐喝容疑で逮捕した。
調べによると、ホーチミン市自然科学大学情報技術(IT)学科の出身でインターネットに詳しいヒエウ容疑者は、2006年12月にドメイン販売業者から<www.tonhoasen.com>のドメインを10米ドル(約1040円)で購入した。2008年2月、同容疑者はホアセングループのウエブサイト責任者に電話し、このドメインを2500米ドル(約26万円)で購入するよう迫った。しかし交渉が不調に終わった同容疑者は、同年5月から同ドメイン上で同グループの製品に関するねつ造記事を掲載するようになった。このため、同グループ上層部はヒエウ容疑者との交渉を再開した。
再交渉の結果、同グループ上層部は3000万ドン(約19万円)で同ドメインを購入することに同意するとともに警察に通報した。ヒエウ容疑者は同社事務室に現金を受け取りにきたところを逮捕された。