在越アメリカ大使館とホーチミン市バイオテクノロジーセンターはこのほど、「ベトナムでの作物バイオテクノロジー」と題するセミナーを開催した。同センターのグエン・クオック・ビン副所長によると、ベトナムでは現在実験室でいくつかの作物の遺伝子組み換え実験が行われているという。政府も農業分野へのバイオテクノロジー導入プログラムを承認しており、2020年までに作物栽培面積の30~50%で遺伝子組み換え作物が栽培されることになる見込み。
なお、世界では23カ国で遺伝子組み換え作物が栽培されており、53カ国で674品目の遺伝子組み換え食品の流通が認められている。