商工省競争管理局はこのほど、国内と外資系の保険会社16社が合意の上で自動車保険の保険料を一斉に引き上げた行為について調査を実施すると明らかにした。同局によると、バオミン、AAA、バオロン、バオベト、BIC、PJICOなど大手保険会社を含む16社は今年10月、保険料引き上げに関する合意書に署名しており、これが競争法第8条(カルテル行為の禁止)に違反している可能性があるという。
バック・バン・ムオン競争管理局長は、保険料引き上げに関する合意書はあるが、カルテル行為をしたと確定するためにはさらに追加調査をする必要があるとしている。調査期間は30日を予定している。