北部ソンラ省で建設中のソンラ水力発電所のダム部分に亀裂が見つかった問題について、建設省建設工事品質鑑定局のレー・クアン・フン局長は11日、コンサルタント担当会社が亀裂の状況を検査したうえで国家審査評議会に報告することになると明らかにした。カオ・ライ・クアン建設次官は同日、コンクリートの内部と外部の温度差が激しいことが亀裂の原因ではないかとの見方を示したが、コンサルタントの最終結論を待つ必要があると述べた。
ソンラ水力発電所建設プロジェクト管理委員会によると、昨年4月から6月にかけてRCC工法でダムを施工した際、すでにいくつかの亀裂が発見されていたという。しかしその後施工業者がこれらの亀裂の事後処理を行っており、危険なものではないとしている。