「ハノイ市ドンアイン郡ドンホイ村では、中国産の鶏卵を化学物質に浸して漂白し国産の地鶏卵として偽装販売している」と報道されたことを受け、ハノイ市保健局は16日、食品安全衛生検査チームを同村に派遣し、問題の鶏卵すべてを押収し各農家に鶏卵販売の一時停止を命ずる措置を取った。鶏卵の出所を調査するとともに、食品安全衛生に関する基準を満たしているかどうかを検査する。
専門家によると、化学物質を漂白剤として使っていたとすれば殻を通じて卵の内部に浸透した可能性があるという。化学物質の種類や濃度により汚染度合いは異なるが、これを食べた人の健康に害を及ぼす恐れがある。