26日午後8時59分、北部ソンラ省バクイエン郡でマグニチュード4.2の地震が発生した。この地域では同日午前11時47分にもマグニチュード4.1の地震が発生している。地震・津波情報センターによると、これらの地震はムオンラー~バキエン断層で生じたもので、2回目の地震の震源は1回目の震源と13~15キロメートル離れた位置だという。同センターは、この2回の地震がより大きな地震の先触れかどうかは不明としている。
ソンラ水力発電所建設プロジェクト管理委員会のグエン・キム・トイ委員長は、建設中の発電所施設に対するこの2回の地震の影響はなかったと話した。トイ委員長によると、同発電所はMSK震度階級で9レベル(建物一般に被害)の地震にも耐えられる設計になっているという。