フイン・ビン・アイ文化スポーツ観光次官は10日に開かれた「ベトナム人女性の外国人男性との結婚状況」をテーマとした会議で、昨年から今年にかけての2年間、外国人と結婚するベトナム人女性の数が以前に比べ激減していると明らかにした。
例えば北部ハイズオン省では、2007年の664組から2009年には266組に、メコンデルタ地方ハウザン省では1873組から702組に、同ティエンザン省でも418組から217組に大きく減少している。
文化スポーツ観光省は2005年にメコンデルタ地方のカントー市とドンタップ省で結婚についての意識を向上させる運動を展開するとともに、貧困世帯に対する生産・経営資金の支援も行った。このため、「新しい人生をつかむ(実質的にはお金目当て)」ために外国人男性と結婚する女性の数は激減した。昨年から今年にかけても同様の取り組みがハイズオン省、北部ハイフォン市、ティエンザン省、ハウザン省などで実施されており、効果を上げている。