ハノイ:労働者用住宅建設に12兆ドンの投資必要

2010/05/18 05:45 JST配信

 ハノイ市工業団地・輸出加工区管理委員会は、同市では2015年までに60万人の労働者が増加し、そのうち48万人に住宅需要が生じると予測している。2020年までには労働者は約80万人に、住宅を必要とする人は64万人に増加する。この住宅需要の5~6割に応えるためには、500へクタールの土地と約12兆ドン(約580億円)の資金が必要になるという。

 現在同市では17カ所の工業団地・ハイテクパークが設立されており、うち8カ所が操業を開始している。労働者の数は約50万人に上っているが、労働者向けの住宅があるのはバックタンロン工業団地だけだ。ほかにも複数の労働者向け住宅建設計画があるが、計画建築局の審査待ちかまたは実情に合わないとして計画の変更を迫られている。

 このため、住宅不足で労働者が集められない、家族用の住宅がないため結婚後に退職して転居せざるを得ないなどの事態が起き、各企業の生産活動に悪影響を及ぼしている。

[Dau tu online, 14:43:37, 14/05/2010 ]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 住宅政策・不動産市場中央指導委員会は14日、2011年の総括と2012年の実施計画に関する会議を開き、今年...
 グエン・チャン・ナム建設省次官はこのほど、グエン・タン・ズン首相が労働者の住宅購入を支援する非営...
 ヒエップフオック工業団地株式会社は、ホーチミン市ニャーベー郡にあるヒエップフオック工業団地で働く...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る