財政省はこのたび、フランス開発庁(AFD)と、ホーチミン市のインフラ整備案件向けに2000ユーロ(約23億1800万円)の融資協定を調印した。5日付ラオドン紙が報じた。
同資金はホーチミン市国家金融投資社(HIFIC)を通して、▽社会住宅の建設、▽教育基盤の構築、▽病院の収容力と医療技術向上、▽廃棄物処理の近代化――に充てられる。同案件の投資総額は9600万ユーロ(約111億2700万円)に上る見込みで、不足分は政府と民間企業から拠出する方針。
なお、AFDはこれまでベトナム向けに10億5000万ユーロ(約1219億32000万円)の融資を行っている。