ダナン省ティエンサ港にロシア海軍所属の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」が寄港し、市民向けに飛行甲板など一部の設備を公開した。10日付ティエンフォン(電子版)が報じた。
見学した数百人の市民はロシア太平洋艦隊の設備を目の当たりにし、興奮を隠せない様子だった。同艦は全長163メートル、全幅19メートル、喫水7.8メートル。基準排水量は6840t、満載排水量は7480t。最大速29.5ノット。
同艦は1992~1993年にかけて、各地の湾岸で軍事活動を行い、特にソマリア沖の海賊からは「アデン湾の悪夢」と恐れられた。