ハノイ建設文化局は7日、同市トゥーリエム郡の国家会議センター隣接地にあるハノイ博物館で水漏れ事故が起こり、一部の展示品の保存状態に悪影響を及ぼしていたことを認めた。また同局は、同館の施工請負者であるビナコネックス株式会社(VCG)と協力して、3月に修繕工事を完了させていたことを明らかにした。8日付ザンチーが報じた。
同局は事故の再発を防ぐため、7600億ドン(約29億6900万円)を追加投資し、館内設備を整備するほか、展示品の拡充を目指していく方針。なお、同館は昨年10月の開館から現在までに約60万人の入館者を迎えている。