フランスの自動車メーカー、ブガッティ・オートモービルのスーパーカー「ブガッティ・ベイロン16.4」の中古車をホーチミン市の大富豪が購入したという情報があるニュースサイトに掲載され話題になっている。ただし、この情報の真偽はまだ確かめられていない。16日付ザンチーが報じた。
このサイトはさらに、ハノイ市のある高級車販売業者の言葉を引用して、「アストンマーチン One-77」と「ランボルギーニ・レベントン」の購入を検討している別の2人の富豪がいるとも報じている。これら3台のスーパーカーの価格は140万~250万ドル(約1億1200万~2億円)で、たとえ購入できるお金があったとしても、政府の新たな政策で輸入が難しくなっている。
高級車の輸入事情に詳しい関係者によると、高級車の輸入は新車でも中古車でも手続きが困難な上、今月15日から高級中古車に対する輸入関税が引き上げられたため、輸入税だけで数十万ドル(数千万円)かかるという。現実的には高級車がベトナムに輸入される可能性は低い、というのが大方の関係者の見方だ。