ホーチミン市労働傷病兵社会局は8日、同市での通勤・通学時間の調整案について関連当局の意見聴取を行った。9日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
案によると、◇政府設立の公共機関(病院、教育機関を除く)の職員、◇国営企業の社員、◇公務員の就業開始時間は午前7時30分または8時に、就業終了時間は午後4時、4時30分または5時のいずれかとなる。
また、保育園と小学校(午前だけのクラス)の授業時間は現行どおりだが、小学校(午前から午後までのクラス)、中学校、高校の授業時間は現行の15分遅れで調整される。
なお、ハノイ市人民委員会のグエン・テー・タオ主席は同日、同市教育訓練局が提案した、高校の授業終了時間を1時間早めて午後6時とする案を承認した。同市では、今月から導入された時差通学により、高校の授業終了時間が午後7時となり、終わるのが遅すぎると保護者や学校関係者から苦情があがっていた。