ハノイ市バーディン区にあるマイスアントゥオン公園前の交差点で4日午後7時45分ごろ、大雨と強風による倒木被害が発生し、下敷きとなったタクシー運転手が死亡した。
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倒れたのは直径約1メートルの古木で、女性客一人を乗せて走行中のタクシーが下敷きになった。木はタクシーの車両前部を直撃し、運転手のグエン・フー・ザンさん(男性:36歳)が即死したが、後部座席に座っていた女性客は幸い軽傷で済んだ。4日の大雨では、このほかにも多くの倒木被害が発生しており、ハノイ樹木社が現在、被害状況を調査している。
なお、気象台によると、倒木被害が発生した4日のハノイ市の強風は「ビューフォート風力階級」で言うと風力8(小枝が折れ、風に向かって歩けない)レベルで、風力は17.2~20.7メートル毎秒だったという。