ビッサンのソーセージに異物混入、理事長が謝罪

2014/08/01 15:09 JST配信

 28日、ソーシャルネットワーク(SNS)上に、食肉加工大手ビッサン(Vissan)製のソーセージにヒルのような黒い物体が混入しているという記事が画像とともに掲載された。

(C) tinmoi
(C) tinmoi

 記事を掲載したのはハノイ市在住のミンさん(女性)。同市の大型スーパーでソーセージを購入し、自宅で開封し切ってみたところ、断面中央にぬめぬめした黒い物体が混入していることに気付いたという。製品に記載されている製造日は2014年7月11日、賞味期限は同年10月11日だった。

 ビッサンのバン・ドゥク・ムオイ理事長は、自社の製品に異物が混入していたことをインターネットを通じて知ったという。ムオイ氏はハノイ支社の社長をミンさんの自宅へ派遣し、異物が混入したソーセージの現物を確認。しかし混入していたのはヒルなどの生物ではなく原材料の一つで、加工前の「種」であることを明らかにした。

 この一件についてムオイ氏は、同社の生産プロセス及び検査プロセスにミスがあったことを認め、ビッサンを代表して消費者へ向けて謝罪した。

 なお、ミンさんはビッサン側の謝罪を受け入れ、賠償金などは請求しなかった。

[Vu Yen, Saigon Times Online, 29/7/2014, 08:33 (GMT+7), A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 食肉加工大手ビッサン(Vissan)のバン・ドゥック・ムオイ社長は、7日からホーチミン市の126か所で、ベト...
 地場食肉加工大手ビッサンはこのほど、カンボジア市場の開拓を目指して、プノンペンに駐在員事務所を開...
 メコンデルタ地方ロンアン省人民委員会は13日、地場食肉加工大手ビッサン社に対し、同省ベンルック郡ル...
 地場食肉加工大手ビッサン (Vissan) 社とラオス企業14社は17日、協力覚書に調印した。  ビッサンと...
 ホーチミン市警察環境警察局は4月29日、同市ビンタン区にある食肉加工大手ビッサン(Vissan)社の食肉...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る