鈴鹿サーキット交通教育センター(三重県鈴鹿市)で9月25日と26日、本田技研工業株式会社(ホンダ:東京都港区)主催の「第15回セーフティジャパンインストラクター競技大会」が開催された。同大会にベトナム代表として出場したホンダベトナム(HVN)のグエン・アイン・トゥアンインストラクターは、二輪部門400ccの部で3000満点中2826.5点の高得点を獲得し、見事優勝を果たした。
(C) vtc 優勝したグエン・アイン・トゥアンさん |
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同大会は、日本及び全世界に通用する安全運転インストラクターの育成を目的として、1997年から開催されているもの。
今回は、日本国内の交通教育センターやホンダの事業所・研究所・ホンダエンジニアリング、また海外8か国(ベトナム、シンガポール、タイ、インドネシア、オーストラリア、トルコ、インド、マレーシア)の連結子会社・関連会社・現地法人から、インストラクター66人が選手として参加。二輪部門と四輪部門に分かれ、それぞれ3種類の競技と、安全運転のインストラクターとしての知識と指導力を確認する「指導力審査(国内選手)」・「筆記レポート(海外選手)」が行われた。
ホンダベトナムはここ数年、運転技術の向上を目指して大型二輪運転免許取得対象者及び交通警察向けの安全運転講習を実施している。なお、現在までに、全国の交通警察官2000人余りと大型二輪車愛好者約150人が大型二輪運転免許(A2)を取得している。