病院のスリ・窃盗事件、監視カメラ効果で大幅減少

2015/04/15 18:21 JST配信

 ホーチミン市内の病院では、警察と病院警備隊が相次ぐスリや窃盗などの犯罪に手を焼いている。市内複数の病院から、被害報告が数多く寄せられている。

(C) nld
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 治療費納付時や医薬品購入時などに雑踏の中で財布をすったり、病院に寝泊りする付き添い人から携帯電話や金品をこっそり盗んだりする手口が従来の典型だったが、最近では偽造カルテまで用意して、乳児を抱っこし病院を徘徊する同情目当ての偽装物乞いや、看護師になりすまして堂々と病室に侵入し、隙を見て金品を盗むといった大胆な手口を使う窃盗犯もいるという。

 同市5区にあるチョーライ病院は南部最大の総合病院で、常に患者や付き添い人でごった返している。同病院ではスリや窃盗が横行していたが、2014年12月より対策として院内各所に監視カメラ120台を設置したおかげで、犯罪件数は著しく減少している。

 同病院のチャン・クー警備隊長は、「24時間体制で監視カメラをチェックし、不審な人物が見つかれば担当者全員に知らせて現行犯逮捕する。こうした取り締まりの強化により、2015年年初からこれまでに摘発した犯罪件数は8件に留まっている」と述べた。

 同病院では、金銭のスリ・窃盗被害を防ぐため、現金を病院に一時的に預けて退院時に払い戻してもらうか、警備隊に預けることも可能だという。

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