ベトナムの都市数、2025年までに1000か所に拡大

2015/05/04 08:44 JST配信

 FPT証券(FPT Securities)が発表したベトナムの不動産に関する研究レポートによると、ベトナムの都市数は2025年までに1000か所に拡大する見通しだという。特にホーチミン市は2030年までに、ベトナムで初めての人口1000万人以上のメガシティとなる。

 2020年まで、及び2025年までの国家都市開発プログラムについて定めた決定第445号/2009/QD-TTg及び決定第1659号/2012/QD-TTgによると、今後はホーチミン市のほか、◇ハノイ市、◇紅河デルタ地方ハイフォン市、◇北中部ゲアン省ビン市、◇同トゥアティエン・フエ省フエ市、◇南中部沿岸地方ダナン市、◇同ビンディン省クイニョン市、◇メコンデルタ地方カントー市などがベトナムの大都市及びメガシティに成長する見通しだという。

 ただし、都市化に伴い、職を求めて農村部から都市部に移動する労働者が増えると見込まれ、住宅需要の増加などで生態系のバランスが崩れる可能性もある。こうした問題を解決すべく、合理的な政策の提案が求められている。

 なお、都市部の人口は2000年以降急激に増加しており、この傾向は今後も50年以上持続すると予測されている。ベトナムの人口は2025年までに9933万人に上る見込みだ。

[Gia Cat, Bizlive, 09:25(GMT+7) 23/04/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 世界銀行(WB)が発表したレポート「東アジアの変わりゆく都市景観」によると、ベトナムでは都市エリアの...
 統計総局(GSO)の中間国勢調査によると、4月1日時点におけるベトナムの全国人口は9049万人で、2009年と...
 建設省はこのほど、「2012~2020年の国家都市開発プログラム」を政府に提出した。同プログラムでは、20...
 世界銀行(WB)は5日、ベトナムの都市化スピードに関する評価報告書を発表した。それによると、ベトナム...

新着ニュース一覧

 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、5月5日(
 4月は、ドナルド・トランプ米大統領が、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を課すと発表しました...
トップページに戻る