ハノイ市で開催された「第27回国際生物学オリンピック(IBO 2016)」で、ベトナム代表として出場した高校生4人のうち1人が金メダル、1人が銀メダル、2人が銅メダルを獲得し、全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。
(C) vietnamnet, チンさん |
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ベトナム代表の金メダル獲得は2000年以来16年ぶりのことで、1996年の初出場から通算2個目となる。金メダルを獲得したのは、ブー・ティ・チンさん(ハノイ市国家大学自然科学大学付属高校)。チンさんは医学の道を志す女子高校生だ。
銀メダルはレ・ティ・ホン・ホアさん(ハノイアムステルダム高校)、銅メダルはグエン・ゴック・ミン・ハイさん(東北部地方クアンニン省ハロン高校)とグエン・ダック・ヒエウさん(北中部地方タインホア省ラムソン高校)の2人。
このほか、今回はベトナム出身のルウ・ホアン・キム・ガンさんがハンガリー代表として出場し、銀メダルを獲得している。日本代表も、出場した4人全員が金1個と銀3個のメダルを獲得した。
今回の国際生物学オリンピックには、過去最多となる世界71か国・地域の高校生264人及び教員238人が出場し、実験と理論の問題で競った。出場した高校生のうち上位1割の23人に金メダルが授与された。ベトナムは1996年に初めてIBOに出場し、現在までに通算で金メダル2個、銀メダル11個、銅メダル47個を獲得している。