テト(旧正月)休暇期間は、ペットホテルにとっては書き入れ時となる。家族での海外旅行や実家への里帰りなど、ペットを同伴できない場合が多いためだ。
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ホーチミン市ゴーバップ区在住のスアンさんの家族は、小型犬と大型犬の2匹を飼っている。里帰りするに当たって、2匹を同区内のペットホテルに預けることにした。2匹で1日当たり30万VND(約1460円)。スアンさんは預ける際に、排泄や食事の習慣などを細かく係員に説明し、名残惜しそうに別れた。
ホーチミン市タンフー区でペットホテルを経営するチャン・ホアイ・タンさんによると、この時期は通常の3~4倍の需要があるという。タンさんのペットホテルでは通常20数匹を預かっているが、テト期には100匹以上の予約が入る。利用料金は体重に応じて1日当たり5万~20万VND(約244~976円)だが、テト期は特別料金として3万VND(約146円)がプラスされる。食事は1日2回、それぞれのケージで取るが、それ以外の時はフリースペースで遊ぶことができる。
また、普段はシャンプーサービスを行っているが、テト期には手が回らないため中止している。ただし要望がある場合は、引き取り日の前日に電話すれば、シャンプーも受け付けるという。