2月27日・28日にハノイ市で開催される第2回米朝首脳会談が迫る中、ハノイ市では米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を迎え入れる準備が急ピッチで進められている。
(C) vnexpress |
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ハノイ市民らも歓迎ムードで、市内の様々な店舗が米朝首脳会談に乗じて両国首脳の写真を掲げ、店舗のPRや客の呼び込みを行っている。これに先立ち、「米朝首脳カット」を無料で提供する同市のヘアサロンが話題となった。
両国首脳にちなんだメニューを提供する飲食店も数多く現れている。同市ハンタン(Hang Than)通りのバーでバーテンダーとして働くゴ・ディン・ティエンさんによると、店では会談の開催を記念して「Make the world great again」という名の新たなカクテルを考案したという。
また、同市チャンブー(Tran Vu)通りのレストランでは、金委員長の名前をもじったビール「キムジョンエール(Kim Jong Ale)」を提供している。北朝鮮と中国の国境地帯にある白頭山の渓流をイメージしたものだという。
なお、2016年5月に米国のバラク・オバマ前大統領がベトナムを訪問した際も、ハノイ市やホーチミン市では店の広告として随所にオバマ前大統領の写真が掲げられた。