韓国でも日本と同様にベトナム人居住者が増えるにつれ、彼らが引き起こす事件、事故が増加している。
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光州(クァンジュ)市光山(クァンサン)警察署は17日、不法滞在者のベトナム人男性Aを検挙したことを明らかにした。Aは16日夜、未登録車を無免許で飲酒運転したうえ、駐車中の別の車両に追突、逃走を図った。Aは「マッコリを1杯飲んだ」と陳述したが、血中アルコール濃度は韓国で「免許停止」となる0.139%に上っていた。警察は事故の経緯を調べた後、Aを出入国管理局に引き渡す予定だ。
一方、慶南(キョンナム)地方警察署は18日、昌原(チャンウォン)市にあるアパートの3階の部屋で外国人が賭博をしているとの通報を受け出動。現場に駆け付けると、不法滞在者のベトナム人女性BとCが1階に跳び下りBは死亡、Cは骨折などの負傷を負った。B、C以外の2人はベランダにしがみついていたところを警察が救出したものの、その後逃走。このほかにも14人が部屋にいたが、その後の警察の調べで賭博の事実はない可能性が高いことが分かっている。
不法滞在者の取り締まり過程で死傷者が出たことにより、一部では警察に過度な行為、安易な捜査はなかったのか経緯の把握が必要との指摘も出ている。