国会、少数民族居住地・山岳地帯の経済社会発展計画案を採択

2019/11/20 16:05 JST配信

 国会は18日、2021-2030年期の少数民族居住地・貧困山岳地帯の経済社会発展計画案に関する決議を89.4%の賛成多数で採択した。

イメージ写真
イメージ写真

 同決議は3条から成り、同年期に達成を目指す複数の目標が盛り込まれている。

 目標として、

◇2025年の少数民族の平均収入を2020年の2倍以上に増やすこと、

◇村の中心部までを結ぶ、自動車が通行できるアスファルト・コンクリートの道路を有する村の比率を100%とすること、

◇村落の中心部までを結ぶ、自動車が通行できる堅固な道路を有する村落の比率を70%とすること、

◇恒久的な建造物としての教育施設・医療施設の比率を100%とすること、

◇テレビ・ラジオ利用世帯の比率を90%とすること、

◇電力利用世帯の比率を99%とすること、

◇衛生基準を満たした生活用水の利用世帯の比率を90%とすること、

などが挙げられる。

 さらに、2030年における少数民族の平均収入を全国平均の半分まで増やすことを目標に掲げている。同計画案では、社会経済の発展が特に遅れている少数民族居住地および山岳地帯を中心に事業を進めていく。

[Hanoimoi 14:56 18/11/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 グエン・スアン・フック首相はこのほど、2020年までに合法的な契約により海外に派遣される郡レベルの貧...
 世界銀行(WB)が5日に発表したベトナムの貧困に関する最新レポートによると、2016年のベトナムの貧困人...

新着ニュース一覧

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
トップページに戻る