ハノイ:国内最大の廃棄物焼却発電プラント、20年10月に稼働へ

2019/12/24 03:48 JST配信

 ハノイ市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席は22日、同市ソックソン郡のナムソンごみ処理複合区で展開されている廃棄物焼却発電プラント建設案件の進捗状況を視察した。

(C) Bnews
(C) Bnews

 視察を終えたチュン主席は、同市では廃棄物処理が大きな社会問題になっていると強調し、同案件の重要性を訴えた。同市は近年、廃棄物処理だけでなく、ごみ収集でも近代化を図っており、積極的な投資を行っている。

 2017年末に承認された同案件は投資総額7兆VND(約333億円)。1日のごみ処理能力は4000tで、国内最大規模の廃棄物焼却発電プラントとなる。焼却プラントは、ヨーロッパの最新技術を用いており、1時間当たり75MWの発電が可能。なお、プラントのデザインはベトナムの象徴である蓮の花とアオザイをイメージしているという。

 現時点で、案件の進捗度は35%。チュン主席は投資主に対して、2020年8月までに工事を完了し、10月にプラントを稼働させるよう求め、これを実現すべく建設局をはじめとした関連当局と連携しながら進捗を加速させるよう指導した。

[Bnews 18:48 | 22-12-2019 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ソナデジ環境[SZE](Sonadezi Environment)はこのほど、東南部地方ドンナイ省ビンク

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る