12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　ベトナム当局は13日、国内で新たに1人の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染を確認したと発表した。

(C) thanhnien

　46人目の感染者は、9日午前5時にハノイ市ノイバイ国際空港に到着したベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のロンドン発ハノイ行きVN0054便の客室乗務員N・T・Dさん(女性・30歳)。

　Dさんは同便のエコノミークラスのキャビンで業務を遂行していたが、ここ数日のベトナム国内の主な感染源となっている3月2日着のVN0054便とは関係していない。

　Dさんはベトナムに入国した後、ハノイ市ロンビエン区グエンソン(Nguyen Son)通りにあるオフィスや食堂などを訪れた。タインスアン区にある自宅には帰宅せず、同区内のホテルに泊まり、タクシーやグラブ(Grab)のサービスを利用した。11日から市内の病院で隔離措置を受けており、翌12日に新型コロナウイルス検査で陽性と判明した。

　なお、同日、ホーチミン市タンビン区7街区在住の男性(25歳)も新たに感染が確認された。この男性は南中部沿岸地方ビントゥアン省在住の34人目の感染者と接触があった。

　ベトナム国内では2月13日までに16人の感染者が見つかり、2月末までに全員が完治・退院した。その後、約3週間は新規感染がなかったものの、3月6日から13日までの8日間に30人の新規感染が確認され、国内の感染者は計46人に増えた。

※最終更新：2020年3月14日 11:54 JST