米国ワシントン州で、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したベトナム系米国人2人が死亡した。新型コロナウイルスによりベトナム出身者が死亡したのはこれが初めて。ワシントン州は米国の中でも新型コロナウイルスによる死亡率が最も高い州となっている。
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1人目は74歳の女性。米国現地時間3月16日にシアトルで死亡した。この女性は3月9日に老人ホームで新型コロナウイルスの感染が疑われ、検査を受けたところ陽性だった。入院から1週間後に死亡したという。
2人目は高齢者で視覚障害があり、ワシントン州の養護老人ホームに入所していた。同施設では新型コロナウイルスによる死者が出ていたが、接触者らは症状がない限り検査を受けていなかった。