新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により中央アフリカの赤道ギニアに足止めとなり、7月29日にベトナムへ帰国した219人のうち、帰国後に受けたPCR検査で3回以上陰性だった183人が14日午前に14日間の隔離期間を終えてそれぞれの地元に戻った。
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183人はハノイ市の中央熱帯病病院で隔離措置を受けていた。地元に戻った後は、自宅で引き続き隔離措置を受けることになる。
当初の情報では赤道ギニアからの帰国便の乗客の120人以上が新型コロナに感染しているとされ、同便は厳戒態勢で運航された。ただし、ベトナム帰国後のPCR検査で陽性と判明したのは22人だった。
なお、陽性患者のほか、同便に搭乗した医師と看護師の4人および約20人のクルーが引き続き隔離されているが、いずれも3回の陰性結果が出ている。