政府官房は29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関する政府会合でのグエン・スアン・フック首相の最終的な決定を発表した。
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首相は、日本や韓国、安全性の高い地域とベトナムを結ぶ定期便の運航を早急に再開し、その一環として日本と韓国への派遣労働者の渡航を優先的に手配するよう指導した。
首相はまた、 在ベトナム韓国大使館の推薦による韓国系企業の役員の早期のベトナム入国とベトナムでの短期出張を認めるよう計画投資省が提案したことに同意し、他の投資家についてもケースバイケースで対応するよう指導した。
このほか、リゾートやホテルなどの宿泊施設を利用した隔離の拡大に同意する一方で、監視を強化するよう指示した。
9月1日以降は宿泊施設や集中隔離施設など利用する施設を問わず、入国者全員から隔離料金を徴収するため、ガイダンスを策定するよう財政省と保健省に指導した。
なお、ベトナム人の治療費は引き続き国家予算で賄う。