情報通信省はこのほど、事実と異なる情報を報じるなど情報通信分野の規定に違反したとして、報道機関5社に対し、罰金を科すことを決定した。
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罰金処分を受けたのは、◇電子新聞「ザンベト(Dan Viet=ベトナム国民)」、◇電子新聞「トークオック(To Quoc=祖国)」、◇電子新聞最大手「VnExpress」、◇国内大手新聞「タインニエン(Thanh Nien=青年)」の4社。
4社はそれぞれ以下の記事で「虚偽の情報を報じた」とされ、300万~4500万VND(約1万4000~21万円)の罰金を科された。
◇ホーチミン市共産党委員会元副書記タット・タイン・カン氏に関する記事:ザンベト
◇「故ホー・チ・ミン国家主席:ベトナム民主共和国の創設者」と題された科学セミナーに関する記事:トークオック
◇ベトナム共産党傘下宣伝教育機関の「伝統の日」に関する記事:VnExpress
◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市における建設・譲渡(BT)方式による建設投資事業に関する記事:タインニエン紙
情報通信省はこのほか、事業ライセンスに記載された趣旨に沿わない活動を行ったとして、雑誌「ガイナイ(Ngay Nay=今日)」および電子版「Ngay Nay Online」に計4800万VND(約22万3000円)の罰金を科した。