ベトナム現地時間12日午後1時、南シナ海で台風7号(アジア名:ナンカー、日本では台風16号)が発生した。
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日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間12日午後4時45分の時点で台風7号は南シナ海を1時間に25kmの速さで西北西へ進んでおり、中心気圧998hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/s。
今後は進路を西に変え、14日午後にベトナムの北部から北中部へ到達し、15日午後にはラオスへ抜けて熱帯低気圧に変わる予報となっている。
これに先立ち、ベトナム現地時間11日午前1時に南シナ海で台風6号(アジア名:リンファ、日本では台風15号)が発生し、同日昼ごろに南中部沿岸地方クアンナム省と同クアンガイ省に上陸した。その後、12日午前1時にラオス付近で熱帯低気圧に変わった。
なお、台風7号は14日午後、北部紅河デルタ地方タイビン省から北中部地方タインホア省にかけての地域に上陸した後、熱帯低気圧に変わった。
最終更新:2020年10月15日12:28 JST