日本の医療サービス企業であるアグリケア(AGRICARE)グループの株式会社AGRI CARE(アグリ=AGRI、茨城県つくばみらい市)と、グループ関連会社の110株式会社、グループの創業者 兼 会長の伊藤俊一郎氏は、ベトナムIT企業のVMOホールディングス(VMO HOLDINGS、ハノイ市)子会社であるペイシェント・テクノロジーズ・ベトナム(Patient Technologies Vietnam=PTL)の全株式の取得を完了した。これにより、今後はアグリがPTLを運営する。
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PTLは2014年設立で、医療・ヘルスケア分野のITサービス・ソフト開発を欧米の顧客に提供してきた。
VMOホールディングスとアグリはM&A(合併・買収)後も引き続き、ベトナムと日本市場だけでなく、東南アジアでも「医療とヘルスケア分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションズ(e-Health DX)」を促進するため、パートナーシップを構築する。相互に関連分野で協力し、さらなるビジネスニーズの開拓と事業機会の拡大を目指す。
VMOホールディングスとアグリは今回のパートナーシップ協定で、e-Health DXの今後の目標を具体的に策定し、その一環として患者と医療従事者が遠隔で健康情報を管理できるアプリケーション(Remote Patient Monitering “RPM”)を共同で研究・開発・機能改善していく予定。