ベトナム、コバックスを通じてアストラゼネカ製ワクチン120万回分を受領

2021/08/03 16:20 JST配信

 新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を通じて調達した英アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチン118万8000回分が2日、ベトナムに到着した。

(C) Zing
(C) Zing

 国連児童基金(ユニセフ=UNICEF)ベトナムによると、今回のワクチンはスペインの生産施設Laboratorio Univesal Farmaから受領したもの。これに先立ち、ベトナム保健省はアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、今年2月に緊急で使用を認可し、3月から投与を開始していた。

 今回の受領分を含めると、ベトナムはコバックス・ファシリティを通じて、これまでに868万1300回分のワクチンを調達したことになる。内訳は、米モデルナ(Moderna)製が500万0100回分、英アストラゼネカ製が368万1200回分となっている。

 なお、ベトナム国内では現時点で640万回分余りのワクチン投与が行われており、このうち2回目の接種を完了したのは65万9064人となっている。ベトナムは2022年3月末までに全国民の70%余りへのワクチン接種を完了することを目標に掲げている。

タイトルとURLをコピー
[Zing 16:23 2/8/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX...
 保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入...

新着ニュース一覧

 司法省は23日、2024年土地法(改正土地法)の第252条を改正・補足する国会決議草案を受領したと発表した...
 ハノイ市人民委員会は、家屋などの識別番号を利用した火災警報アプリを試験導入する計画を発表した。 ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 スーパーマーケット事業を手掛ける株式会社ヤオコー(埼玉県川越市)は、 今後の成長戦略の布石として地...
 他に人のいない家の中で、タオ・バン・ポーさん(男性・36歳)が子供をあやして泣き止ませようとしている...
 英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)はこのほど発表したベトナムのマクロ経済に...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社
 ベトナムを代表する情報技術(IT)最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation
 西北部地方イエンバイ省イエンビン郡(huyen Yen Binh)にあるイエンバイセメン
 栃木県は、ハノイ市に「とちぎベトナムサポートハブ(とちぎハブ)」を開設し、24日より活動を開始した。...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人F
 金属プレス加工や部品組み立てなどを手掛ける河政工業株式会社(東京都葛飾区)は、北部紅河デルタ地方バ...
 国会常務委員会は20日、第15期(2021年~2026年任期)国会の第7回会議の会期を5月20日から6月8日までと6...
 台湾の大手自転車製造メーカーのジャイアント(Giant)は22日、ベトナム事業拡大を目的に、1億2000万USD(...
 MIRARTHホールディングス株式会社(東京都千代田区)のグループ会社である株式会社タカラレーベン(東京都...
トップページに戻る