ベトナム、第4四半期にファイザー製ワクチン5000万回分を受領へ

2021/08/04 06:05 JST配信

 グエン・タイン・ロン保健次官はこのほど、2021年第4四半期(10~12月期)に米ファイザー(Pfizer)製の新型コロナウイルスワクチンを約5000万回分受領すると明らかにした。ファイザー製だけでなく、他社のワクチンも調達して大量接種の体制を整える計画。

イメージ写真
イメージ写真

 ベトナムは現時点で42万回分余りのファイザー製ワクチンを調達しており、保健省が各自治体に配分している。なお、保健省は接種者が同意した場合、1回目に英アストラゼネカ(AstraZeneca)製、8~12週間後の2回目にファイザー製のワクチンを接種することを認めている。

 ベトナムはこれまでに1760万回分の新型コロナウイルスワクチンを調達。種類は、◇英アストラゼネカ製、◇米ファイザー製、◇米モデルナ(Moderna)製、◇露スプートニクV(Spunik V)製、◇中国シノファーム(Sinopharm)製。このうち、既に1600万回分が保健省から各自治体に配分済み

 ベトナムは2021年第3四半期(7~9月期)に約3000万回分のワクチンを調達する計画で、2022年3月末までに全国民の70%余りへのワクチン接種を完了することを目標に掲げている。

[VnExpress 15:39 2/8/2021,U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 レ・ミン・カイ副首相は首相に代わり、米ファイザー(Pfizer)製の新型コロナウイルスワクチン「BNT162」...
 ファム・ミン・チン首相は20日、米ファイザー(Pfizer)のアルバート・ブーラ(Albert Bourla)会長 兼 最...
 政府はこのほど、米ファイザー(Pfizer)製の新型コロナウイルスワクチン「BNT162」の追加購入に関する決...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る