保護者の81%が、5~11歳の未成年者に対する新型コロナウイルスワクチン接種に賛同している。これは、ベトナム共産党傘下の中央宣伝教育委員会の指示により世論研究所が実施した調査結果で明らかになったもの。
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世論研究所は2月11日から15日にかけて、5~11歳の未成年者の子供を持つ全国63省・市の保護者1万8700人を対象にオンライン形式で調査を実施した。
調査結果によると、78%が「非常に関心がある」、19%が「かなり関心がある」と回答し、「ほとんど関心がない、または全く関心がない」との回答は僅か1%だった。
「非常に関心がある」と回答した保護者らは、5〜11歳の子供に対するワクチン接種は必要不可欠だとしており、可能な限り早く手配して、百日咳や破傷風、結核、はしかなど他の感染症に対する予防接種と同様に扱うべきとしている。
保護者の81%がワクチン接種に賛同し、子供に接種を受けさせると回答した。
保健省は5~11歳の未成年者向けに米ファイザー(Pfizer)製のワクチン2190万回分を購入する計画。
なお、12~17歳の未成年者のワクチン接種率は、1回目を終えた未成年者が全体の96%、2回目まで終えた未成年者は全体の90%となっている。