ベトナムのワクチンパスポート、新たに2か国追加で計19か国が承認

2022/04/08 15:18 JST配信

 2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界19か国に承認されている。これは、7日午後に開かれた外務省主催の定例記者会見で、ファム・トゥ・ハン報道官が明らかにしたもの。

(C)Bnews
(C)Bnews

 それによると、現在、ベトナムのワクチンパスポートを承認しているのは、◇日本、◇米国、◇英国、◇オーストラリア、◇インド、◇ベラルーシ、◇カンボジア、◇フィリピン、◇パレスチナ、◇モルディブ、◇トルコ、◇エジプト、◇スリランカ、◇ニュージーランド、◇シンガポール、◇セントルシア、◇韓国、◇イラン、マレーシアの19か国。前回の外務省発表から、新たにイランとマレーシアの2か国が加わったことになる。

 ベトナム外務省は引き続き、諸外国の在ベトナム外交機関に対し、ワクチンパスポートの相互承認を検討してもらうよう積極的に働きかけていく方針。

 なお、これに関連してベトナム保健省は4日、電子ワクチン接種証明書(電子ワクチンパスポート)発行に関する詳細ガイダンスを通知した。同省は15日から電子ワクチン接種証明書の発行を本格的させる方針。

 ベトナムの電子ワクチン接種証明書には、本人の生年月日や国籍、認証対象となる病名、接種回数、接種日、ワクチンの種類・メーカーなどの情報が登録され、これらのデータがデジタル署名・暗号化されたQRコードとしてパッケージ化される。有効期限は1年間。

 

[Bnews 17:01 - 07/04/2022 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省傘下の情報技術局によると、4月15日に電子ワクチン接種証明書(電子ワクチンパスポート)の発行を...
 ベトナム外務省のドアン・カック・ベト副報道官は11日、これまでに欧州連合(EU)加盟27か国および54の国...
 欧州委員会(EC)は10日、ベトナムが発行する新型コロナワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)が、「欧...
 保健省は4日、電子ワクチン接種証明書(電子ワクチンパスポート)発行のガイダンスに関するオンライン会...
 2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界17か...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る