インテリジェント・コミュニティ・フォーラム(ICF)は24日、2023年の世界インテリジェントコミュニティのトップ21「ザ・スマート21コミュニティーズ・オブ・ザ・イヤー(The Smart21 Communities of the Year)」を表彰した。ベトナムからは、東南部地方ビンズオン省の「ビンズオン・スマートシティ(Binh Duong Smart City)」が選ばれた。
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ビンズオン・スマートシティがスマート21に選出されたのは今回が5回連続の5回目。ビンズオン省は2016年からスマートシティ開発プロジェクトを展開しており、イノベーションとデジタル化に向けた経済変革を積極的に推進している。
スマート21の選出基準は、◇ブロードバンド接続、◇労働力、◇イノベーション、◇デジタルへの平等なアクセス、◇支援・奨励、◇持続可能性の6項目から成る。
同省のデジタル化とイノベーションのエコシステム構築の一環として開発された施設には、◇スマートオペレーションセンター、◇ベカメックス・ビジネス・インキュベーターを併設した東部国際大学(EIU)キャンパス、◇先進製造センター、◇世界貿易センターなどがある。
スマート21にはこのほか、◇ブラジル・パラナ州アサイ、◇米国・アイオワ州ジェファーソン郡フェアフィールド、◇カザフスタン・アスタナ、◇カナダ・ニューブランズウィック州フレデリクトン、◇英国・北アイルランドのベルファストなどが名を連ねている。