AI×ベトナム語、学習ツールや仮想アシスタントの開発が加速

2023/06/13 03:36 ICT配信

 ベトナムでは、人工知能(AI)を活用したベトナム語の学習ツールやバーチャルアシスタントの開発と導入が着々と進んでいる。

イメージ画像
イメージ画像

 言語とコンピューターサイエンスを組み合わせることにより、声調を持つベトナム語のような難解な言語であっても、学習プロセスをスピードアップすることができると期待されている。

 ベトナム国家大学ホーチミン市校(VNU-HCM)傘下自然科学大学・計算言語学センターのディン・ディエン准教授は、AIを活用したベトナム語学習ツールの開発を手掛けている。准教授は、機械翻訳、言語学、外国人向けベトナム語教育におけるAI応用に関する研究を行っており、国際科学雑誌にも論文を投稿している。

 同氏は、「AIは言語学習において非常に強力な存在。外国語教育におけるAIアプリは、学習者が模倣するための音声を再生したり、発音時の口の形(歯、唇、舌など)をシミュレートして正しい発音を指導したりすることができる。学習者は自分の発音を録音し、効率的に改善していくことが可能だ」と語った。

 ベトナム語の単語は約3万4000語あるが、このうち約10%に当たる3400語程度をAIに学習させれば、AIは一般的なベトナム語の文章の約90%を読み取ることができるという。

 このほか、ベトナム語のバーチャルアシスタントも普及し始めている。代表的なものとしては、ザログループ(Zalo Group)の「キキ・アシスタント(Kiki Assistant)」が挙げられ、訛りがあっても正確に認識できることが特徴だ。車載用の「キキ・オート(Kiki Auto)」もあり、ユーザーは道を尋ねるだけでなく、音楽再生や通話など多くのタスクを実行させることが可能となっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 グローバルなクリエイティブ・エージェンシーである英国のウィーアーソーシャル(We Are Social)とソー...
 政府常任委員会と大企業経営陣による会合が10日午前に開かれた。IT最大手FPT

新着ニュース一覧

 外務省のファム・トゥー・ハン報道官は5日午後の定例記者会見で、欧州でスーパーマーケットの冷蔵設備...
 公安省傘下のモビフォン(Mobifone)とベトナムの情報技術(IT)最大手FPT情報通
 地場市場調査会社デシジョンラボ(Decision Lab)が2026年4~6月に実施した調査をまとめたレポート「ザ・...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 自動車・バイク小売大手タスコ[HUT](Tasco)傘下でサービス展開を担うシテ
 地場食品スーパーチェーンのキングフードマート(Kingfoodmart)は、10月中旬にハノイ市のマンション「イ...
 株式会社成城石井(神奈川県横浜市)は、ベトナムの優遇制度や多国間貿易協定を活用した「複数国間連携モ...
 1998年にベトナムで初めて体外受精(IVF)によって誕生した3人のうちの1人であるルウ・トゥエット・チャ...
 仏航空機大手エアバス(Airbus)は、ベトナムにおける旅客数が今後20年間で年平均+7.7%増加し、ベトナム...
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテル航空技術セ...
 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が3日に発表した「QSアジア大学...
 西北部地方ソンラ省ムオンバム村(xã Mường Bám)の省道108号線で10月15日午前11時...
 日本全国の駅チカや駅ナカを中心にヘアメイク・ネイル専門店を展開する株式会社アトリエはるか(愛知県...
 ホーチミン市カウオンライン街区(phường Cầu Ông Lãnh、旧ホーチミン市1区...
 ホーチミン市で11月11日(水)から14日(土)まで、「ベトナム・フードエキスポ2026(Vietnam Foodexpo 2026...
トップページに戻る